保土ケ谷区民会議 テーマは防災一色に 「地域のつどい」議題出揃う
区民と行政のパイプ役を務める組織「保土ケ谷区民会議」(=以下「区民会議」)が7月、「地域のつどい」を開催する。「区民会議」は、地域をより良くするため、住民らの話し合いの場を設ける活動などを行っている区民の自主組織。
「地域のつどい」は、区内を6つのグループに分け、それぞれの地域に関わる問題を住民が話し合うもので、年に1回行われている。
ここで出された意見は、「区民会議」の委員(公募などで選ばれた区民)らによってまとめられ、提言として区に提出。区はこれに対して、区長名義で回答書を作成する。
区民の生の声を、区政運営に反映させる手段として広く活用されている。
各グループは開催前に議題を設定。例年は、ごみ問題・交通問題などが多くを占めるが、今年は全てのグループが防災に関するテーマを掲げる。中でも、『東日本大震災から学ぶこと〜我が家を防災拠点にしよう〜』『大地震発生の時あなたは?』など、地震に特化した内容が目立つ。
区民会議事務局の担当者も、「これほど防災に関する議題が多いのは、例年には無いこと」と話しており、東日本大震災を受け、地域の災害対策に対する関心の高まりが表れている。
会場は全6カ所 7月6日スタート
各グループの議題は、毎年各連合町内会長と、区民会議の委員らの話し合いで決定される。区民会議の畑尻明代表によると、今年はどの地域からも、防災に関わるテーマの要望が多かったとのこと。
「地域のつどい」は、7月6日(水)から順次開催され、事前の申し込みなどは不要(各地域の開催日時・場所等は左表を参照)。日時やテーマに合わせ、どのグループにも参加が可能で、昨年は述べ約500名が参加した。
畑尻代表は、「多くの方に参加していただき、防災はもちろん、地域の様々な問題について、意見を聞かせてもらえれば」と話している。
また、「区民会議」の活動報告や、区からの回答書の内容などは、毎年10月に行われる「区民のつどい」で発表される。
詳細問合せは【電話】045・334・6221/保土ケ谷区民会議事務局まで。
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