昨年は家族連れなど延べ約６千人が足を運んだ『ホタル鑑賞館』
区内中心部にある「横浜ビジネスパーク」（神戸町）に今月11日（土）『ホタル鑑賞館』が開所する。
これは、同パークを会場に３年前から実施されているイベント「ホタルが住む街づくり展」の一環。中庭に高さ７メートル、幅約５メートル、長さ約３メートルの鑑賞スペースを設け、県外の農家が育てた４００匹程度のゲンジボタルを放す予定。来場者は連日夜９時までアクリル板や金網越しにホタルの幻想的な光を無料で観られる（写真右）ほか、毎晩ホタルについての解説も聞く事ができる
例年、週末には長蛇の列ができるなど人気を博すこの企画。今年は６月26日（日）まで開催され、主催する野村不動産の関係者は夜７時以降の来場を推奨している。詳細問合せは【電話】０４５・３３３・２８８０まで。
“天然物”の観察も
また地元の有志で構成される「市沢・仏向の谷戸に親しむ会」（藤川信子会長）でも今月11日（土）に『ホタル観察会』を実施する。
横浜市内に残された貴重な秘境として、これからの季節はゲンジボタルの乱舞も見られることで知られる通称「市沢・仏向の谷戸」。保土ケ谷区と旭区に跨るこの広大な緑地の自然保護などを行っている同会では、当日「仏向町小川アメニティ」（ハンズゴルフそば）を会場に午後５時半から様々な企画を用意。古くからこの場所に自生している”天然物ホタル”の観察会のほか、『ホタルと里山のいま昔』をテーマにした講話や特設ステージでの音楽会などを実施する。
参加は無料で事前申込みは不要（自由解散・雨天中止）。集合場所やプログラム内容の詳細問合せは【電話】０４５・３５３・２２５８／同会・藤川会長まで。
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