県立保土ケ谷高校(勝又修校長)で6月17日、『アジアからの留学生との交流会』が行われた。当日は、横浜国大などで学ぶ、中国・韓国・ベトナム出身の留学生8人が来校し、同校の1年生と交流した。
クラスごとに行われた授業では、生徒らが日本文化についてクイズなどを交えながら発表。これに対し留学生は、それぞれ民族衣装を着たり、故郷の映像を見せたりなど、工夫をこらしながら自国の文化を紹介し、場を盛り上げた。
生徒たちからは「高校にはどんな部活があるか」「文化祭はあるか」といった質問が相次ぎ、学校文化に関心を示していた。中でも「韓国の高校生は、夜の11時まで学校で勉強する」との発表には驚きの声が大きくあがり、同年代の生活習慣を通じて文化の違いを実感したようだった。
終了後、生徒たちからは「日本のアニメや芸能人が中国でも有名なことに驚いた」「韓国の徴兵制の話に関心を持った」などの感想が聞かれ、それぞれに印象的な時間を過ごした様子。また、留学生の周さん(韓国出身)は、「初めての経験に緊張したが、生徒たちが素直で楽しく授業ができた」と語った。
同校では長年「国際理解教育」を推進しており、1年生は「総合的な学習の時間」に、日本や世界の国々について様々な視点から学習している。
保土ケ谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>