保土ケ谷警察署(園田福春署長)は9月27日、振り込め詐欺の被害を未然に防いだことに対し、区内の郵便局と銀行の職員らに感謝状を贈った。贈呈を受けたのは「横浜常盤台郵便局」「横浜銀行保土ケ谷支店」「横浜銀行和田町支店」の職員ら5名。
保土ケ谷署によると、職員らはそれぞれ、今年8月から9月にかけて、窓口で高額の預金引き出しに訪れた高齢者に対応。確認を行い、警察に通報するなどして被害を防止した。
それぞれの手口は共通しており、息子を名乗る男が「電車の中で貴重品の入ったカバンをなくした」と告げ、振込みを求めるものだったという。窓口で実際に対応した横浜銀行職員の加藤百合子さんは「状況をお聞きして、すぐに振り込め詐欺を疑った」とのことで、素早い対応が功を奏した。
署では、銀行や郵便局に対して、日頃から被害防止への協力を呼びかけており、手口などを一覧にしたチェック表を配布している。今回のケースでも、各窓口でこのチェック表が活用されたという。園田署長は「職員のみなさんの機転で被害を防ぐことができ、感謝している。今後も協力をお願いしたい」と話し、感謝の意を述べた。
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