地域の活性化を目指す市民活動グループ『保土ケ谷まちづくり工房』が11月6日(日)、地元をモチーフとした「カルタ」に描かれた場所を歩いて巡るイベントを初めて開催する。
「民話とカルタの街を歩こう」と銘打たれたこのウォーキングイベントは、天王町駅前公園に午前9時に集合後、6時間の行程で区内の名所・旧跡を散策しようというもの。それぞれ見所ではガイドボランティアによる解説なども予定されており、地元の魅力を再発見できる内容となっている。
詠み札の20ヵ所へ
またルートの選定には同グループが区制80周年を記念して平成19年に制作した「ほどがやふるさとカルタ」(写真円内)を活用。区内に41ある町名を詠み札にしたこのカルタには「は=白球に夢のせ挑む野球場(花見台)」や、「え=英連邦花輪手向ける女王陛下(狩場町)」といった様に、地域の特色や代表的なイベントなどが表現されている。
今回の催しは、このうち20枚に関連した場所を巡るコース設定となっている。
民話の紙芝居も
さらに、こうした名所にまつわる昔話や、保土ケ谷に古くから伝わる伝説などを紙芝居で紹介している団体『ほどがや・えかたり〜べ』(写真右)も協力。散策ルートの中盤で立ち寄る「外川神社」と「杉山神社」で、自分たちが作画を手掛けた作品を”口演”する。
各神社で紹介される民話は、「子ども好きな道祖神(保土ケ谷町)」「キツネに騙された話(水道山・市沢町)」「ヒノキの話(明神台)」「真っ二つにされた大蛇(川島町・新井町)」の4作品。区内に長く住んでいる人でも初めて聞く様な珍しい話も多いため「意外と知られていない”地名の由来”などを知ってもらうきっかけになれば」と関係者もPR。ルートに含まれなかったおよそ20のスポットについても次回以降の開催で巡りたい、としている。
参加定員は30名
参加費は1人500円で、参加定員は30名(希望者多数の場合は抽選)。散策ルートの詳細問合せや申込みは【電話】045・351・8291/保土ケ谷まちづくり工房・中村さんまで。
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