洪福寺松原商店街は、通り沿いに設置されている街路灯を全面リニューアルする。新たに設置される街路灯は、横浜国立大学(常盤台)の大学院が、同商店街のために開発したオリジナルのLEDライト。
商店街では現在も街路灯を設置しているが、周辺住民へのアンケートでは「夜間は歩くのが不安」との声が多かったという。これを受け、商店街が同大学院に照明の研究を依頼。約1年前から街路灯の開発が進められてきた。
同大学院などの研究から、街路灯ごとに明暗の差をつけることで「不安を感じにくい光」を実現できることが分かっているという。これを活用するため、新設の街路灯は1機単位での明度調節が可能な仕組みになっている。
関係者は「防犯面の取り組みを強化することはもちろん、今回の街路灯設置で、精神的な面でも安心を感じられる商店街にできれば」と話している。
新たに設置される街路灯は、全部で36機。現在の街路灯に比べ、消費電力を最大で95%削減できるとのことで、節電の面でも期待が寄せられている。
この事業は、経済産業省の「中小商業活力向上事業」に採択されており、補助金の交付も決定している。
街路灯の設置は11月25日(金)に行われる予定で、現在の街路灯はこの日までに全て撤去される。
翌日の11月26日(土)には『街路灯完成記念ナイトバザール』を開催。
各店舗が街路灯の下で様々な商品の販売を行う他、地元住民によるコンサートや、横浜国大生による「バルーンアート」などの催しを予定している。
また、宮城県・気仙沼市の人々を招き、フカヒレスープなど現地の特産品を販売する。開催は午後6時から8時半まで。詳細問合せは【電話】045・321・9300/商店街事務所まで。
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