岩崎中学校(大矢孝次校長)で1月30日、3年生を対象に保土ケ谷区の歴史に関する講演会が行われた。
当日は、元保土ケ谷区長で同校卒業生の金子宣治さんが講師を務め「わがまち保土ケ谷」をテーマに地域の歴史を解説。写真や歴史的資料を提示しながら、東海道・保土ケ谷宿の成り立ちなどについて紹介した。
中でも「江戸時代は天王町の近くまで入江が迫っていた」という話や、かやぶき屋根の家屋、赤ちゃんを背負って子守をする子ども達の写真などに、児童らは驚いた様子を見せていた。
また、講演の最後には、この春卒業する児童らに、金子さんから「天は自ら助くるものを助く、努力は必ず報われます。頑張ってください」との言葉が贈られた。
これを受け、代表の児童は「保土ケ谷に住んでいても今まで謎だったたくさんのことが良く分かった。頂いた言葉を心に刻んで頑張りたい」と挨拶。先輩の特別授業に感謝の気持ちを伝えていた。
この催しは、他所で金子さんの講演を聞いた大矢校長が「巣立っていく卒業生に、ふるさと保土ケ谷の歴史を聞かせたい」との思いで実現させたという。
同校では「今後は毎年の恒例行事にしていければ」と話している。
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