保土ケ谷区版 掲載号:2012年2月9日号
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進む「飼い犬の高齢化」 区は「終生飼育」を呼び掛け

社会

動物愛護センターではペットの「里親さがし」が盛んに行なわれている
動物愛護センターではペットの「里親さがし」が盛んに行なわれている

 横浜市内で比較的、平均年齢が高いとされる保土ケ谷区では、ペットとして飼われている犬の高齢化も進んでいる。中には共に年齢を重ねてきたお年寄の飼い主が、その身体的負担などから引き取りを依頼するケースもあり、区担当課では「ぜひ最後まで面倒をみて」と、終生飼育をPRしている。 

 ペット業界による調査では近年、高齢に差し掛かる「10歳以上の飼い犬」の数が、全体の約3割を占めるなど、医療やケア体制の拡充等に伴いその寿命が延びる傾向にあるという。

 保土ケ谷区でも今年1月末の時点で、ペットとして登録されている1万87頭の犬のうち、高齢化が顕著となる「15歳以上の飼い犬」が881頭を数え、痴呆対策など長寿犬ならではの世話が必要となるケースが増えている。しかし飼い主も高齢を迎え、体力の低下や体調不良などから「飼い切れないので引き取ってもらいたい」と願い出る事案が増加。こうした相談の対応窓口となっている保土ケ谷区福祉保健センターの生活衛生課では「(寿命を迎える)最後まで飼って下さい」と、いわゆる”終生飼育”の大切さを訴え、依頼者に次の飼い主さがしを求める一方、職員の間で引き取りの可否を検討している。担当者は「『経済的に』『家庭環境の変化で』といった、これまで多かったペットを飼えなくなる理由に加えて『自分が高齢で世話ができないから』という理由での引取り依頼が増えているように感じる」と話す。また実際にペットを手放す際、横浜市の引受け先となっていた「畜犬センター」が昨年5月に「動物愛護センター」(神奈川区菅田町)に移転。同所が里親さがし事業=写真に注力している点なども、飼い主が安易に犬の引き取りを依頼する遠因になっているものとみられている。

快適な共生を目指して

 こうした「犬の長寿化・高齢化」の諸問題に対して保土ケ谷区では、飼い主と犬が共に快適に過ごせる環境づくりを提案しようと講習会を企画。3月8日(木)に前出の動物愛護センターで行なわれるこの催しでは、終生飼育の重要性を改めてPRする(※催しに関する詳細は【電話】045・334・6363/区環境衛生係)。

 当日、講師を派遣する保土ケ谷区獣医師会では「(高齢犬の終の住家となる)『老犬ホーム』のシステム紹介などを通して、万一飼えなくなった時の選択肢を示せれば」と話し、多くの参加を呼び掛けている。
 

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