「プリザーブドフラワー全国協議会賞」を受賞した 金沢 則子さん 区内・仏向町在住
自然の美しさをそのままに
○…生きた状態に近い形を保てるよう花を加工し、アレンジを楽しむプリザーブドフラワー。その完成度を競うコンクールで、2位に値する同賞を獲得。電話で聞かされたという受賞の報せには「素直に嬉しかったですね」と笑顔を見せる。
○…プリザーブドフラワーとの出会いは8年前。幼い頃から花が好きで、美しさを保存しておける点に魅かれたという。仕事と主婦業の合間をぬって製作を続け、3年前には認定講師の資格も取得。現在は「トロッケンゲシュテック」と呼ばれる木の実を使ったアレンジにも取り組んでいる。ブライダルがテーマに設定されていた今回のコンテストでは、ガーデンウエディングをイメージし、枝や木の実を取り入れた作品に挑戦した。「なるべく自然に近い形を表現したい」と話すとおり、受賞作を見た友人達からは「森の中にそのまま置いてありそう」との感想が多かったという。
○…月1、2回はゴルフを楽しむという活発な一面も。スコアは100を切ることも多く、コンペで優勝経験もあるというなかなかの腕前だが、理論にこだわらずにゲームを進めるため、仲間からは”野生児”と呼ばれているのだとか。「ゴルフもプリザーブドフラワーも、あまり頭で考えずに感覚でやってるんですよね」と笑って打ち明ける。今回の受賞作も「実は、開催1週間前に声をかけられて…。発想の赴くまま作ってみました」とあっさり告白。作品同様、自然体で明るく話す姿が印象的だ。
○…「すごく仲良し。大好きですよ」と自ら話す夫については「好きなことをやらせてもらってありがたいです」と感謝の一言。現在は父の仕事を手伝いながら、レンタルスペースを利用した作品の販売や指導を行っている。以前習っていた生花への再挑戦も始めた。「形にとらわれずに、自然のまま自分の世界を表現していきたい―」。花への枯れない想いを、今後も作品に注ぎこんでいく。
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