災害時の心得 学ぶ 桜丘高校で研修会
先の震災を踏まえ、より実践的な防災知識を身に付けてもらおうと、市立桜丘高校で今月12日、「がやっこレスキュー隊」の研修会が行われた。
保土ケ谷区では2007年4月に地元の中学生を対象とした「がやっこレスキュー隊」を発足。「AEDの使用法」「心肺蘇生法」「応急担架の作り方・運び方」といった防災に関する知識や技術を身に付けるレクチャーを行い、2009年度までに約千名の子どもが研修を修了している。
さらに最近は同隊の対象を高校生にまで拡大。昨年研修が行われた県立保土ケ谷高校では、その4日後に東日本大震災が発生。生徒が避難する際の初期動作などで学んだ知識が活かされるなど、実践に即した内容となっている。
280名が受講
この日の研修会に参加したのは、桜丘高校2年生の全生徒280名。区危機管理担当係長・河原公一さんなどが講師を務め、大地震に遭遇した時の心得や応急処置などについて皆、真剣な表情で学習(写真)。2時間の研修を受け終えた参加者は最後に修了証を受け取り、嬉しそうな表情をみせていた。
河原さんは「元々”地域密着”の中学生と異なり、高校生は保土ケ谷区外から通学の生徒も多いが、それでも昼間学校にいる時や通学途中に災害に遭う可能性はある。いざという時、この研修で学んだ知識や技術を活かしてもらえれば」と意義を説明していた。
「がやっこレスキュー隊についての詳細は【電話】045・334・6203まで
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