世界的に有名な劇作家で、横浜国立大学(保土ケ谷区常盤台)元教授の唐十郎氏が率いる「劇団唐ゼミ☆」が4月、同氏の新作書き下ろし「木馬の鼻」を学内で上演する。同劇団のメンバーは、現役学生やOBによって構成され、学内では昨年に引き続いての公演となる。
唐十郎氏は『泥人魚』など数々の戯曲を執筆したほか、1983年には小説『佐川君からの手紙』で芥川賞を受賞。現在も劇作家・小説家・俳優として活躍を続けている。
同氏は1997年から2010年まで同大学で教授を務めていた。
今回公演を行うのは同大学のOBや現役学生で構成される「劇団唐ゼミ☆」。この劇団は唐十郎氏の研究室に所属していた学生らが集まり、2001年に発足されたもの。
学内での公演などを経て徐々に評判を高め、2005年にはプロデビューを果たした。現在は発足当時のメンバーや現役学生を含む約15人が所属。国内や海外で公演を続けている。
同劇団は昨年も学内での公演を実施。学生らにも好評だったことから、今年も引き続いての開催となった。
今回披露されるのは、6月に浅草で行われる本公演のプレビュー公演。日時は4月19日(木)20日(金)の2日間で、いずれも午後5時半開場・6時開演。入場券は一般が2千円(前売り)、学生は1千円。また同大学の新1年生は特別料金として500円で入場が可能だという。
団員は「普段の公演よりお得な値段なので、地元の方などにも気軽にお越しいただければ」と多くの来場を呼びかけている。
チケットの受付は4月1日(日)から開始。申込み・問い合わせは「劇団唐ゼミ」【携帯電話】090・9803・9409または【メール】karazemi@yahoo.co.jpまで。
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