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保土ケ谷区版 公開:2012年11月1日 エリアトップへ

丹野さん(境木中・3年)が入賞 ファッションコンテストで

文化

公開:2012年11月1日

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応募したデザイン画を手にする丹野藍さん(右)
応募したデザイン画を手にする丹野藍さん(右)

 学校法人岩崎学園横浜fカレッジが主催する中高生対象のファッションデザインコンテスト「ヨコハマファッションアワード2012」で、境木中学校3年の丹野藍さんの作品が佳作に入賞した。

 全国から集まったデザイン画976点の中から一次審査を通過したのは45点。最終審査は9月27日、実際に作った衣装をモデルが身に着け発表するファッションショー形式で行われた。岩崎智美学園長やデザイナーの小西良幸さんらが審査し、中学生の部で5人、高校生の部で19人が賞に選ばれた。

 丹野さんのデザインはパッチワークのショートマントと巻きスカートを白のワンピースに合わせたもの。インドの民族衣装サリーやエスニック柄の布や古着、インドの伝統的なデザインのボタンを使用。全体の雰囲気をエスニックテイストに統一。新しさも加え、服を一から作るのは初めてだった。自分で布を染めたり、つやを出すために布をコーティングしたりと、難しい作業も多かったという。

 制作中、課題となったのはエナメルのブーツ。夏だったため、既製品がまだ店頭になく、レインブーツで代用することに。底にコルクの素材を貼りつけるなどして、できるだけイメージに近づけたという。丹野さんは「デザイン画のときと実際にモデルが着たときとでは、印象も全然違うと感じた。初めての応募で入賞したのはうれしい」と語る。

 アパレルショップに勤める母の影響でファッションに興味を持ち始めたという丹野さん。デザイン画は書籍などを参考に独学で始め、今年だけでも百数十枚描いている。「思い浮かんだらすぐに」と話す通り、今回のデザインも学校で応募を勧められた、その日の放課後に描きあげたという。

 将来の夢はデザイナー。いつかオリジナルブランドを立ち上げ、大勢の人に自分の服を着てもらいたいと意気込む。ブランド名を尋ねると「まだ内緒」と恥ずかしげにほほ笑んだ。

ショーの様子(左・モデルは友人の田中萌乃果さん)
ショーの様子(左・モデルは友人の田中萌乃果さん)

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