保土ケ谷区西谷町を拠点に活動するサッカーチーム「横浜FC」が11月4日、東京ヴェルディ戦に勝利し、J1昇格を争うプレーオフ進出を確定させた。最終節となる11月11日(日)の結果によっては自動昇格の可能性も残しており、最後の正念場を迎える。
引き分け以上でプレーオフ進出が確定という状況下で迎えた4日のヴェルディ戦。後半33分、田原豊選手が先制点を決めた。試合はそのまま1対0で終了。まずはプレーオフ進出を確定させた。
11月18日(日)と23日(金・祝)に行われる「昇格プレーオフ」とは、来季J1に昇格できる3チームのうち、自動昇格の上位2チームをのぞく3位以下4チームがトーナメント方式で戦うもの。4チーム中、上位2チームは、18日のプレーオフ初戦をホームで戦うことができ、この試合の勝利チーム同士が、J1昇格を賭けて対決(23日・国立)する。「最後の決戦に駒を進めるためにも、18日は地元の皆さんの声援を背にホーム(三ツ沢)で戦いたい」と関係者も意気込む。
さらに、最終節の結果によっては自動昇格である2位入りへの可能性もわずかに残る。開幕7試合勝ち星なしなど、シーズン開始当初は下位に低迷していた同チーム。3月に山口素弘監督が就任したことで流れを変え、怒涛の巻き返しをはかってきた。この勢いでJ1昇格を決められるか期待が高まる。
「地元に恩返ししたい」
区民デーの開催、地元イベントへの参加など、地域との連携も深めてきた同チーム。鈴木和宏保土ケ谷区長も「J1昇格へ向けて全力で戦ってください」と応援の声を寄せている。
同チームの広報スタッフ・荒川祐輔さんは「お世話になっている地元に恩返しするためにもJ1入りを果たしたい」と話していた。
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