宿場町の歴史を堪能 旧本陣などを一般公開
約400年前、旧東海道の宿場町として栄えた「保土ケ谷宿」。その面影を残す、歴史的建造物を一般公開する企画「OPEN!HERITAGE IN 旧保土ケ谷宿」が、2月17日(日)、区内で開催される。
地域の歴史を身近に感じてもらおうと、横浜市と一般社団法人横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)が主催するこの企画は、今年で5年目。市内で普段は見ることができない、歴史的建造物を間近で堪能できる機会として、毎年好評となっている。
区内で同イベントが行われるのは今回が初。舞台となるのは宿場町の旧本陣「軽部家」をはじめ、「本金子屋」として旅籠屋を営んでいた「金子家」など、江戸時代の参勤交代の際、大名や旅人が利用したとされる施設やその跡地。また、当時東海道を往来した人々が、道中の安全祈願として訪れたとされる「大仙寺」の本堂も見学することができる。
当日は横浜国立大学・大野敏准教授による各公開施設のミニ解説付き(事前受付必要)。軽部家当主・軽部紘一さんは「この機会が参加者の方にとって、歴史勉強の足しになってくれれば」と話している。受付は当日午前10時15分から午後2時半までに、国道1号・保土ケ谷橋近くの軽部家前へ。参加費は500円。問い合わせは【電話】045・671・2023(横浜市都市整備局都市デザイン室)へ。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>