神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2013年2月7日 エリアトップへ

救命情報カプセル 全世帯に配布完了 笹山団地 外国語版も

社会

公開:2013年2月7日

  • LINE
  • hatena
導入の中心となった役員ら(上)と外国語版シート(下)
導入の中心となった役員ら(上)と外国語版シート(下)

 保土ケ谷区の笹山団地でこのほど、病気や災害時に備えた「救命情報シート」と保存用カプセルが全1500世帯に配布された。

 シートは、病気で本人が意識を失った際などに、救命士らが迅速に措置できるよう、かかりつけ医や持病、服用中の薬、親族の連絡先を記入しておくもの。専用のカプセルに入れ、家庭の冷蔵庫に保管することで、救助にあたる人がすぐにシートを取り出せる仕組みになっている。

 区内では、昨年5月頃に中央東部地区社会福祉協議会が導入したのを機に、各自治会などで盛んに取り組まれている。

 今回、導入を中心となって進めた笹山団地地区社会福祉協議会(嘉山晴久会長)では、昨年7月頃から準備を開始。地域の民生委員などの協力を得ながら作成し、昨年末には全世帯に配布を終えた。

 また、横浜国立大の留学生などを中心に外国籍居住者が多いことを考慮し、区内では初となる「外国語版救命情報シート」を導入。笹山団地自治会長を務める鈴木康之さんが得意の英語を活かし、団地に住む中国人とネパール人の学生に力を借りて「英語版」と「中国語版」を自ら作成した。配布を始めた際には、外国籍の住民から「分かりやすくて助かる」との声が出ていたという。

 同団地では高齢化が進んでおり、70歳以上の住民のうち約7割が独居。自治会では住民同士の繋がりを保つため、定期的に体操や歌声教室を開催するなどしながら交流をはかっている。

 嘉山会長、鈴木会長は「住民からも(カプセルがあって)安心という声が出ており、取り組んで良かったと思う」と話していた。
 

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版のローカルニュース最新6

豊作願い鍬入れ式

ほどがや元気村

豊作願い鍬入れ式

区内唯一の水田 児童体験

4月25日

地場野菜ズラリ

区役所前広場

地場野菜ズラリ

26日に「ほどがや朝市」

4月25日

幼児体操の体験会

幼児体操の体験会

スポセンであす26日

4月25日

初夏の里山観察

参加者募集

初夏の里山観察

カーリットの森で5月

4月25日

非常用トイレ備えて安心

自宅便座に簡単設置

非常用トイレ備えて安心

マンションで逆流トラブル

4月25日

「ゆず」がこけら落とし公演

横浜BUNTAI

「ゆず」がこけら落とし公演

新たな歴史刻む

4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook