職業の仕組み学ぶ 新井中で特別授業
新井中学校(星野武彦校長)で2月22日、3年生を対象としたキャリア教育の特別授業「夢応援卒業プログラム」が行われた。
この取り組みは、地域住民らで組織される「学校・地域コーディネーター」のメンバーが企画したもの。生徒に職業や社会について興味を持ってもらおうと、5年前から実施されている。
当日は、地元の企業や専門学校から特別講師として5人が来校。各講師が、現在の仕事を選んだ理由や、中学3年生の時に将来どんな職業に就きたいと思っていたかなどについて話した後、グループごとに分かれての体験講座が行われた。
保土ケ谷スポーツセンターの黒岩司所長が講師を務めた教室では、専門器具を用いたトレーニングなどを体験しながら、選手を支える仕事について学習。ファイナンシャルプランナーの菅原直子さんによる授業では「フリーターと正社員で一生のうちに稼げるお金の違い」などをテーマに経済の仕組みなどを学んだ。
この他、コンピュータ専門学校の講師によるゲームプログラム体験、地元の歌手・ビリー諸川さんによる音楽授業、本紙記者による取材体験などが実施され、生徒らは楽しそうに授業に取り組んでいた。=人物風土記に関連記事
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