横浜国大 自転車シェアリング導入 放置の減少ねらう
横浜国立大学(常盤台)で今春から、学生や職員が自転車を共有できるシステム「COGOO(コグー)」が導入された。
同大学では、学生がキャンパス内移動のために自転車を購入し、卒業後そのまま放置してしまうケースが多発。こうした自転車は毎年数百台にのぼるという。
「コグー」は、登録手続きをすると、携帯電話を使って本体に収納されている鍵を取り出せる仕組み。利用者を増やし、私有自転車の持ち込みを減らすことで、放置自転車の撲滅に繋げていく。
昨年から、一部学生を対象に試験導入を始め、今年度から全学生が利用可能に。現在は約10台が稼働しているが、6月頃までに100台の導入を予定しているという。
サドルアートでPRも
コグーの導入を記念し、5月7日(火)から同大学で、アートイベント「SADDLE BLOSSOMS PROJECT」が開催される。放置自転車のサドルを植物プランターにリサイクルして展示するもので、システムを運営する「リレーションズ株式会社」(東京都)が実施。
所有者のいない自転車をアートとして展示することで、学生らにコグーの利用を広くPRする。
展示は5月10日(金)まで実施され、大学関係者以外も見学できる。
開催時間は午前10時から午後5時。会場は、同大学・教育人間学部講義棟7号館前駐輪場。詳細問い合わせは、イベント広報事務局【電話】03・5459・5452へ。
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