ハマ債金利、大幅上昇 昨年度から0・22%UP
横浜市は、5年満期の市債「ハマ債5」の2013年度第1回発行条件を5月28日発表し、金利を前回の0・18%から、0・4%に引き上げたことがわかった。募集期間は6月25日までで、発行は6月28日。発行額は50億円となっている。
金利が0・4%台になったのは、11年度9月の発行以来。前回からの上がり幅は0・22%で、市によれば、「近年にはあまりなかった上昇幅」だという。
市債は、市が歳入の不足を借り入れるため発行する債権。国が同様に発行する債権は国債と呼ばれる。債権購入者には、元本と利子が発行元の市、または国から支払われる。
利率が上がれば利子は増えるため、購入者増加が見込めるが、その分市や国は多額の利払い費を抱える。
横浜市債の引上げは、国債の金利上昇に準じたもの。利払い費が増えることで、横浜市の財政に影響が出るかどうかについて担当者は、「余裕を持って予算は確保しているので、ただちに他の事業費を圧迫することはない」と話している。
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