県立保土ケ谷高校(岩崎彰夫校長)の自転車競技部に所属する山本竜司君(3年)が、6月に行われた「関東高等学校自転車競技大会」のトラックレースで4位に入賞。7月末から大分県で行われる「全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」に出場する。
山本君が出場するのは、トラックレースでスピード等を競う「4Km速度競争」。この競技は、速度を競うだけでなく、定められたラインを一定回数先頭で通過しなければならない「先頭責任」も順位に関わるというルール。先頭は風圧を受けて不利なため、先頭責任を取りに行く駆け引きや持久力も勝負の決め手となる。
6月8日から10日にかけて、平塚市営競輪場などで行われた関東大会で、山本君は、21人が出場した予選を勝ち抜き、決勝に進出。全国大会出場(8位以内)を賭けた決勝では、4位に入賞した。
同部は、3年前から毎年個人または団体でインターハイに出場している強豪。今年は4年連続出場の記録を賭けた戦いだったため、部内唯一の3年生で、部長も務める山本君は「自分の代で記録が途切れなくてほっとした」と話す。
現在、部のメンバーは1年生が6人、2年生が4人と3年生の山本君の11人。少数精鋭ながら、日頃の練習では、学校から小田原近辺までロードバイクを走らせるなどしながらトレーニングに励んでいる。
今年は、団体戦でも県大会を勝ち抜き関東大会に進出していたが、故障者が出たことから出場を断念した。
叔父が競輪選手で、自身も同じ道を目指しているという山本君は「練習を積むたびに、速くなっていくのが楽しい」と競技の魅力を話す。7月末の全国大会では「優勝を狙いたい」と意気込んでいた。
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