狩場町にある英連邦戦死者墓地で8月3日、「英連邦戦没捕虜追悼礼拝」が行われた。
この催しは、1995年から毎年8月の第1土曜日に開催されているもので、今年で19回目。当日は、日本人学生ら約150人が来場。区内からは「横浜たちばなライオンズクラブ」のメンバーも参加した。またイギリス、ニュージーランド、オーストラリア、オランダの各国大使館関係者らも招かれ、代表者らがそれぞれ平和への想いをスピーチした。
礼拝では、讃美歌の斉唱や平和の祈りを実施。追悼礼拝発起人の1人である雨宮剛・青山学院大学名誉教授は「和解は簡単なことではない。そういう意味で、この礼拝はずっと続けていかねばならない」と話した。また、礼拝の後には、各国の墓地をまわり、大使館関係者と日本人学生が共同作業で献花を行った。
同墓地は、戦後横浜がイギリスの管轄下にあったことから、日本政府と英連邦が協定を結び、区内に建てられたもの。第二次世界大戦中に日本軍の捕虜となった連合軍兵士のうち1800人以上が葬られている。
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