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保土ケ谷区版 公開:2013年9月5日 エリアトップへ

保土ケ谷区医師会の会長を務める 山口 哲顕さん 新井町勤務 55歳

公開:2013年9月5日

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地域医療発展「長い目」で

 ○…地元の医療機関や、地区在住の医師などで構成されている保土ケ谷区医師会。現在およそ2百人の会員それぞれが『ひとつの総合病院』的な役割を担うべく、休日急患診療所や訪問看護ステーションの運営などに奔走。より良い医療を提供できる体制づくりを目指し日々、研鑽(けんさん)を重ねている。

 ○…今春、就任した新会長は「最も重要な役割は、地域住民の健康の保持・増進にどこまで答えられるかにあると思っています」とまずは医師会の立場を説明。その上で在宅医療の拡充なども重要と捉え、早くも動き出しているという。具体的には、会員の中で往診が可能な医師をリサーチし、それぞれ診療科、専門科などに応じて地域住民のニーズにいち早く対応出来る仕組みを構築したい、という方針を打ち出す。

 ○…その一方、98カ所ある診療所と4つの一般病院、3つの専門病院に勤める医師が集う区医師会の繋がりをフル活用するため、9月下旬に初の試みとなる「自己紹介の会」を企画。「例えば医師が紹介状を書く際、相手先の先生を良く知る事が肝心なんですよ」と説き、会員同士”互いに顔の見える関係”が、患者に与える利点に期待を寄せる。

 ○…自身、新井町にある専門病院の2代目院長として、また1人の医師としても最前線で地元の患者と対峙してきた。この間、専門とする精神科は「患者を隔離する」から「地域と調和しながら症状の改善を図る」へと国が政策を転換。また近年では患者のみならず医師までもが必要な情報の収集にインターネットを多用するようになるなど、医療の現場は様々な変貌を遂げているという。そんな中で培われた医療に対するモットーは『長い目で』。元々、うつ病などを患った患者に「1つの事に左右されず、一喜一憂しないで」といったニュアンスで送っていたアドバイスを、今後は自らが、地域医療の発展へと役立てていく。

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