神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2013年10月31日 エリアトップへ

災害時に大学施設開放へ 横国と区が協定締結

公開:2013年10月31日

  • LINE
  • hatena
協定書を手にする鈴木区長(左)と鈴木学長(右)
協定書を手にする鈴木区長(左)と鈴木学長(右)

 保土ケ谷区と横浜国立大学(鈴木邦雄学長)との間で10月23日、防災協力に関する協定が締結された。これは、今年2月に同大学と区が締結した「連携協力協定」の中で掲げる「安全・安心なまちづくり」と「地域の諸課題の解決」を具体的に推進していくもの。この協定により、災害発生時に避難スペースが不足した場合に開設する「補助的避難場所」として、同大学内の体育館や武道館等の一部施設が開放される。

 保土ケ谷区では災害時の主な避難場所として現在26カ所の小・中学校等を「地域防災拠点」として設置している。しかし、昨年発表された横浜市の地震被害想定では、区内の避難者数がこれまでの1万7千人から約3万人に増加。避難所不足をまねく可能性があり、新たな場所の検討を行っていたところ、同大学から学内施設の利用提案があった。

 区役所内で行われた調印式には、鈴木邦雄学長と鈴木和宏区長が協定書にサイン。締結を受け鈴木区長は「施設を使わせていただくことで、地域の方々の避難行動がよりスムーズに行えるようになる」と感謝の意を述べた。鈴木学長は「今後更に互いの連携を深めるきっかけになれば」と話していた。

学園祭にブースも

 様々な形で連携強化がされる中、11月3日から5日まで開催される同大学の学園祭「常盤祭」でも、区の保健活動推進員が「健康啓発ブース」を出展する。当日はタバコの濃度や野菜摂取量等がチェックできるコーナーが設けられる他、アルコールの強さがわかる「パッチテスト」歯周病をチェックする「口臭チェッカー」等のコーナーも用意される(出展は3日のみ。午前9時から午後5時まで)

 常盤祭期間中は、学生サークルによる屋台等約170店が並ぶ。また、ミス・ミスターの各コンテスト、学内をめぐるスタンプラリー等が行われる他、被災地支援企画としてテレビ番組でもお馴染みの「tattonプロジェクト」がライブイベントを実施。女優・松下奈緒さんが来場する。

 イベントの実行委員長を務める片山恭助さん=今号人物風土記で紹介=は「国大生と地域の人々それぞれの”色”が混ざり合って、素敵な思い出を共有できたら」と話し、来場を呼び掛けている。詳細はホームページ【URL】http://www.ynu-fes.com/へ。

多彩なステージイベント(写真は過去)
多彩なステージイベント(写真は過去)

保土ケ谷区版のローカルニュース最新6

市歴史博物館にマルチシアターが登場

市歴史博物館にマルチシアターが登場

4月29日、改装した歴史劇場の再オープンで

4月24日

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月24日

「プリンスアイスワールド」が市内カフェとコラボ

「プリンスアイスワールド」が市内カフェとコラボ

5月12日までスケーター推薦のグルメを味わえる

4月24日

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

4月30日〜5月6日、「SEASIDE CINEMA 2024」

4月24日

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

寄付5万円、仕事体験ツアー

4月23日

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

5月29、30日 パシフィコ横浜とオンラインで

4月23日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook