年の初めに音楽を 地元プロ 2日にライブ
区内在住のプロボーカリスト白井久美子さん=人物風土記で紹介=とピアニストの牧野信博さんが1月2日に、保土ケ谷公園内にある「ZAIM CAFF」で、区内でも珍しいNEW YEAR LIVEを初開催する。気軽に参加できる新年のライブが区の風物詩になればとの思いから企画された。
生の音を気軽に
都内にある数々のライブハウスでコンサートを行ってきた白井さんが、ピアニストの牧野さんと共に企画した「ニューイヤーライブ」は、お代は見てから、の「投げ銭方式」となっている。これは、普段ライブに行き慣れていない人にこそ気軽に楽しんでもらいたい、という思いから。通常、コンサートというと格式張ったイメージがあるが今回は初めてライブに来た、という人にも生の歌やピアノの演奏を満喫してもらえるようカフェでの開催、投げ銭方式を用いる。「お正月は皆が休める特別な休日。家事や子育てに追われるお母さん達に、短い時間ですが非日常を体験してもらいたい」と白井さん。以前、保土ケ谷公園の近辺で暮らしていた白井さんは、もともとZAIM CAFEの常連で元日から営業していることを知り、新年を祝うライブの開催に踏み切った。
バラードを選曲
広大な敷地に豊かな自然を誇る「保土ケ谷公園」でライブを行うにあたって意識しているのは「自然との調和」だという。当日は緑に囲まれた地と音楽の融合を目指し、ユーミンやカーペンターズなど「バラード」を中心とした選曲で落ち着いた雰囲気を演出する。さらに、幅広い年代の来客を想定したプログラムを構成。
音楽で地域交流
白井さんは「音楽で始まる年があってもいいですよね」と、ライブを体験することを薦める。近年パソコンの普及などで様々なものの利便性が上昇していると同時に多くのものが失われているという。例えば、インターネットで曲を買うのではなく、実際に足を運んで「生の音」を聞くことで、利便性を超えた豊かさを得られるとした。また、白井さんは今後も保土ケ谷でのライブ活動を視野に入れている。その上で、「音楽を通した地域交流の手助けができれば」と話した。
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