保土ケ谷公園内のZAIM CAFEで明日（１月２日）にライブを行う 白井 久美子さん 区内在住
地域に根付く音楽を
○…ボーカリストとして都内や市内で勢力的な活動を展開。間近に控えた「ニューイヤーコンサート」を前にやる気を漲らせている。結婚を機に保土ケ谷に移り住んできたのは一昨年のこと。同じくミュージシャンの夫と共に「保土ケ谷フォークビレッジ」としても活動している。二人の趣味が一致する唯一の音楽が「フォーク」なのだと教えてくれた。「今年はこの活動もたくさんしていきたい」と目を輝かせた。
○…歌は好きだったが「見るもの」と長年思っていた。それから、歌手への転向を図ったのは突然沸いた「歌うこと」への情熱と好奇心。様々なライブに足を運ぶうちに「こういう風に歌いたい」と具体的な夢を持つようになり、たまたま見かけた「ボーカルセッション」のチラシを頼りに歌の世界に飛び込んだ。その後、ＯＬとして働きながら独学で歌の勉強に励んできたが、寿退社したのを機に自分の声と向き合い、磨きをかけるべくレッスンに励む毎日を送っている。
○…大の猫好きで、自宅では里親として２匹を飼っている。「そういう弱い立場にある動物たちのために、音楽を通して手助けすることができれば」と話す。犬なども好きで、動物園にもよく行ってリフレッシュしているという。「動物を見ていると癒されるんです。人間よりも動物の方が好きですね」と、ライブのＭＣで鍛えた話術で取材の場を盛り上げてくれた。
○…「去年は自分を顧みる１年でした。そのおかげで色々な発見ができました」と、語る表情は晴れやか。保土ケ谷で新たな生活をスタートさせ、今後は地域に根付いた活動を多くしていくつもりだ。２日のニューイヤーコンサートを皮切りに、今年１年は音楽を通じた地域交流も図っていく。ライブ活動はもちろん作曲なども手掛けていきたいと、意気込みを語った。最後に、「保土ケ谷のご当地ソングも機会があれば作ってみたいですね」とニッコリ。
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