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保土ケ谷区版 公開:2014年2月6日 エリアトップへ

「上新地区交通安全母の会」最古参メンバーとして地域の交通安全運動に携わっている 鳥海 信子さん 上菅田町在住 64歳

公開:2014年2月6日

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「母」として地域を見守る

 ○…30年近くにわたり、地域の子どもや高齢者を交通事故から守る活動を行っている「上新地区交通安全母の会」の最古参メンバー。その長年の活動が認められ、これまでに区長や区交通安全協会から表彰も受けている。「他にやる人がいなかったからやっているだけ」と謙遜するが、言葉の端々からは交通安全に対する想いが滲み出る。

 ○…「上新地区交通安全母の会」は、他エリアの「母の会」の取り組みを知った当時の自治会長が始めたもの。参加するよう誘われた際に知った「交通安全は家庭から」というスローガンに強く共感し、すんなりメンバーとなった。長く続けている中では、地区内での死亡事故なども経験。つらい経験を通し、「自分の身は自分で守らなければいけない。そのためには、知識を持つことが大切」との想いを強めてきた。啓発活動や通学路の見回り、先日の3世代交通安全教室など、多岐に及ぶ活動は全て「知ってほしい」という想いから。「事故によって悲しむ人を見たくない」

 ○…生まれも育ちも南区。生粋のハマっ子だ。学生時代は、よく元町や伊勢佐木町に繰り出し遊んだ。そんな遊び仲間の一人と結婚し、夫の家業を継ぐために上菅田町に越してきた。3人の娘に恵まれ、そのうち1人は隣家に住む。「孫が毎日のように遊びに来るから部屋が散らかっちゃう」と話しながらも、自然と頬が緩む。年に1回は子どもと孫、総勢15人ほどで旅行もしている。家族と過ごす時間が一番の楽しみだ。

 ○…「母の会」の活動を通し、他世代の母親たちとの交流も増えた。「若いお母さんたちと交流することで、いろんな情報が入ってくる」。最終目標は、地域内の交通事故をゼロにすること。そのために様々な世代と協力し、地域一丸で取り組むことが大切だ。表に立つことはないが、縁の下の力持ちとしてこれからも地域のため、子どもたちのために尽力していく。

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