保土ケ谷区は2月4日、区内・川島町に拠点を構えるサッカーJ2の横浜FC奥寺康彦会長を区役所に招き鈴木和宏区長との対談を行った。奥寺会長は、対談後に区役所若手職員に対する研修も実施。日本人初のプロサッカー選手としてドイツでプレイした当時の苦悩や喜びなどを語った。
対談では、区長が奥寺会長に対しサッカーを始めた経緯やドイツに移籍する際の決断に至った要因などを質問。奥寺会長はドイツ移籍の際、サッカーに関しては自信があったが生活面では不安があったことなどを吐露した。話の中でお互いの出身地が近いこともわかり、少年時代の日本のスポーツ事情などの話題で盛り上がることも。若手職員の研修も行われるということで、組織・チームワークについて尋ねると「互いに理解し合うことが大切」と移籍直後で言葉が通じなかった頃のサッカーを通したコミュニケーションについて語った。
日本人初のプロサッカー選手
奥寺会長は現在61歳。1977年にドイツの最高峰リーグ・ブンデスリーガに所属するFCケルンと契約し、日本人初のプロサッカー選手となった。主力選手の一人として、リーグ優勝やドイツカップ優勝に貢献。2度の移籍を経験しながら9年間にわたりドイツでプレイした。現在は横浜FCの会長を務めている。
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