神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2014年2月27日 エリアトップへ

振り込め詐欺、今年3件 留守電設定を呼びかけ

公開:2014年2月27日

  • LINE
  • hatena
金融機関などに配布したポスター
金融機関などに配布したポスター

 保土ケ谷警察署管内で2月に入り、14日と18日に振り込め詐欺が発生。今年に入り3件(未遂2件)となり、県下でも2月20日現在で前年の97件増の170件と多発していることから、さらなる注意を呼びかけている。

 昨年保土ケ谷区内で発生した振り込め詐欺は32件(未遂2件)で、被害総額は約1億円。2012年は14件と、1年で倍増した。

 息子や孫になりすますオレオレ詐欺が主な手口だが、役所や保険庁の職員になりすまし現金を奪う還付金詐欺では女性の声でかけてくる場合もあり、「男の声だけが振り込め詐欺だと思わないでほしい」と生活安全課は呼びかけている。

 すぐにできる対策として同署が提案しているのが、固定電話の留守番電話設定。犯人は留守番電話の場合、すぐに電話を切るため効果的だという。また通帳に子や孫の連絡先を記入するのも、銀行員が確認を取りやすく阻止しやすい。このほかポスターを作成し、各所に配布している。

 最近2件のケースは息子や孫を名乗り、「会社の小切手が入ったかばんをなくした」と話し、短時間で何度かやりとりし、最後になって自分が現金を取りに行けず部下や経理担当を行かせるという手口。高橋健生活安全課長は、「息子から電話でお金を要求されたら詐欺と思うくらいの気持ちで。絶対に本人以外にお金を渡さないで」と話す。

郵便局が阻止

 21日には振り込め詐欺を未然に防止したとして、横浜保土ヶ谷三郵便局局長の間中隆一さんに感謝状が贈呈された。1月29日に高額の貯金を引き出しに訪れた女性に理由を聞いたところ、「義理の息子から孫の入学資金が足りないと電話がかかってきた」という。職員がもう一度電話して確認を促したところ、振り込め詐欺とわかったという。間中さんは、「金融機関は最後の砦。ここで防止しなくてはと思い日々仕事している」と語った。

感謝状を手にする間中局長
感謝状を手にする間中局長

保土ケ谷区版のローカルニュース最新6

市歴史博物館にマルチシアターが登場

市歴史博物館にマルチシアターが登場

4月29日、改装した歴史劇場の再オープンで

4月24日

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月24日

「プリンスアイスワールド」が市内カフェとコラボ

「プリンスアイスワールド」が市内カフェとコラボ

5月12日までスケーター推薦のグルメを味わえる

4月24日

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

4月30日〜5月6日、「SEASIDE CINEMA 2024」

4月24日

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

寄付5万円、仕事体験ツアー

4月23日

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

5月29、30日 パシフィコ横浜とオンラインで

4月23日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook