保土ケ谷区版 掲載号:2014年3月20日号 エリアトップへ

県立保土ケ谷公園に工房を常設することになった 宮本 あけみさん 都内在住 55歳

掲載号:2014年3月20日号

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つるし雛を通じて喜び共有

 ○…現在、県立保土ケ谷公園で行われている吊るし雛展「桜 春の訪れ」を主催している。同展を見学した地域住民から大きな反響があり、来年に向けて参加型の「保土ケ谷公園つるし雛常設工房」を開設することが決まった。一般から参加者を募り、週1回の工房で来年のひな祭りで展示する作品を制作していく予定だ。「自分でやってみたいという声が多くて嬉しかった。来年は今年以上の展示会にしたい」と意気込む。

 ○…子どものイベントでバザーを出店した際に、販売用にと花のブローチを作ったのが創作和小物との出会い。その出来栄えが良く、「周りの人たちがいろんなお店に売り込んでくれて、その分野の人たちにも認めてもらえた」。そこで出会った手作り小物作家に師事し、本格的に取り組むように。8年ほど前に、腕が見込まれて横浜市内のつるし雛教室の講師となった。生徒たちと一緒に楽しむ姿勢が喜ばれ、2年前に独立して教室を開校した際には「また通えるように横浜で」と懇願された。

 ○…現在、都内の自宅では3人の子どもたちと共に暮らす。14年前に離婚を経験。以来、女手一つで子どもたちを育ててきた。仕事を掛け持ちするなど、忙しい毎日を送る中で和小物作りが良い気分転換になっていた。「一緒に取り組む仲間がいたから、苦しいと思うことはなかった」と微笑む。それでも、一番の支えになったのは子どもたちの存在。その存在はあまりにも大きく「まだまだ子離れができていない。できれば一生4人で暮らしたい」と笑う。

 ○…来年のひな祭りに向け開設されることが決まったつるし雛常設工房。「今年とは視覚を変えた展示を」と既に構想を練り始めている。「見て楽しんでもらうことが一番うれしい」。今年の展示では、来場者同士が仲良くなり工房開設を希望するなど、新たなコミュニティが生まれつつあるという。つるし雛展を通して、地域の輪を広げていく。

田近淳 司法書士事務所

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