区内公示地価 住宅地6年ぶり上昇 商業地は2年連続
国土交通省はこのほど、公示地価を公表した。これは地価公示法に基づき、一般の土地取引に対して指標となるもの。2014年1月1日時点の公示価格で、毎年3月下旬に発表される。
横浜市内全18区の平均変動率は、住宅地でプラス1・7%(前年比プラス1・5%)と、2年連続で上昇した。前年まで下落が続いていた保土ケ谷区も6年ぶりに上昇に転じ、プラス0・8%(前年比プラス0・9%)となった。
商業地は、市内全18区の平均変動率がプラス2・4%(前年比プラス1・9%)で2年連続の上昇。保土ケ谷区もプラス2・2%(前年比プラス1・6%)と、こちらも2年連続の上昇となった。
今回、保土ケ谷区内では住宅地23地点、商業地6地点で調査を実施。住宅地では選定替えの1地点を除く9地点で上昇、13地点で横ばい。商業地は6地点すべて上昇となった。
星川周辺で急騰
住宅地でもっとも上昇したのは星川駅より600mの峰岡町1丁目付近で、プラス4・8%、価格が22万円。県内の上昇率順で10位となる高上昇率だった。以下、星川2丁目付近でプラス4・3%、宮田町3丁目付近でプラス3・3%の上昇となった。
星川周辺は相鉄線星川駅(快速停車駅)のほか、区役所や警察署・消防署、保土ケ谷図書館などの公共施設が揃う。また、大型商業施設もあるため、交通だけでなく生活利便性にも優れた地域となっている。
商業地は全体的に上昇
商業地は星川駅より450mの保土ケ谷警察署交差点付近峰岡町1丁目付近の
プラスの3・2%で価格が29万2千円と最も上昇。このほか、天王町駅から250mの天王町1丁目付近はプラス2・6%、保土ヶ谷駅から1.8Km狩場インターそばの狩場町で2・3%となるなど、6か所すべての地点で上昇傾向が強まっている。
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