神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2014年5月1日 エリアトップへ

毎月「話育カフェ」を開催している 飯野 保志さん 保土ヶ谷町勤務 48歳

公開:2014年5月1日

  • LINE
  • hatena

笑顔が生活を楽しむ秘訣

 ○…毎月第二水曜日の午前10時、保土ヶ谷町にある伊藤建材株式会社のショールームに地域の人が集い、子育てや教育、住まいに関する、ざっくばらんなトークを楽しむ「話育カフェ」。聞き役のカフェマスターは、そんな憩いの場を提供している同社のマネージャー。ファイナンシャルプランナーや宅地建物取引主任者、キッチンスペシャリストの資格のほか、企業やスポーツ選手を相手にメンタルトレーナーとしても活躍しており「人が出会う場をつくり心がすっきりしてもらえれば」と、にこやかに話す。

 ○…自身も二人の子どもの子育て中。「すぐに怒ってしまう」という母親には、怒りのコントロール術を指南するアンガーマネージメントの有資格者として「子どもを信じて見守って」とアドバイス。子どもの行動が遅い時は「自分もつい手を出したくなっちゃうんだけど」と笑いながら「どっちが早く終わるか競争しようとかゲーム感覚で」と。楽しんで子育てをしてほしいと母親に呼び掛ける。

 ○…幼少期は秘密基地作りに熱中し、大工に憧れた。大学で建築を専攻後、大手建設メーカーに勤務。住宅地の開発を手掛けた。「山から街を見下ろし、住民がどんな暮らしをしたいか想像してわくわくしていた」と話す一方、造成で山を切り崩すときは涙がでたとも。そのうち家づくりは、「住む人がどんな生き方をしたいかが大切」と思いカウンセリングの勉強を始めた。

 ○…4歳の娘が生まれた時、子育てに専念したいと一時宮崎に移住した。今までの仕事を手放しての決断。趣味のサーフィンを楽しみながら、小中学校で教職員や生徒のサポートをしたり、街の活性化に携わったり。「手放すのは本当に難しかった。でも手放したからこそ、得たものは大きいね」と充実感に溢れる笑顔で語る。宮崎の中学生に「いつも笑っているね」と言われたそう。「なんでも楽しんでやっちゃうからね」と、やっぱり笑顔で答えた。

保土ケ谷区版の人物風土記最新6

本田 悦二郎さん

保土ケ谷警察署の新署長に就任した

本田 悦二郎さん

川辺町在勤 57歳

4月18日

加藤 和さん

アートホールで開かれるDVD鑑賞会の上映前に舞台に立ち作品紹介する

加藤 和さん

花見台在勤 62歳

4月11日

山本 将大さん

ダウン症のドラマーで、地域を拠点にバンド活動を行っている

山本 将大さん

仏向町在住 18歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

伊藤 奈美さん

子育て中の親子に交流の場などを提供する「パオパオの木」の代表を務める

伊藤 奈美さん

狩場町在住 53歳

3月21日

木村 勝義さん

相鉄線和田町駅前の美化活動に尽力する「タクシー乗場委員会」の委員長を務める

木村 勝義さん

65歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook