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保土ケ谷区版 公開:2014年8月7日 エリアトップへ

警察のOB組織である県警親会の保土ヶ谷支部長に就任した 玉田 勝喜さん 星川在住 70歳

公開:2014年8月7日

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一歩一歩、確かな歩みを

 ○…10年前に神奈川県警を定年退職後、OB組織である警親会に入会。以来、警察が主催するイベントの支援や交通安全キャンペーンなど、地域におけるボランティア活動に従事してきた。同会は有志の組織だが、「現職の時、地域の方々には非常に助けられた。定年してからは地域に貢献したいと思っていた」と話す口調は非常に穏やか。支部長としては「肩肘張らずに和気あいあいとやっていきたい」と決意を語る。

 ○…約40年にわたる現職時代は、26回も異動をした。「一番長かったところで7年くらい。短いところは半年しかいなかった」と笑う。様々な部署や地域を経験したことで、自然と広い視野を持つように。警察内で使用する参考図書を作成したこともあり、「資料として残るものを作る責任の大きさを感じた」と、当時の緊張感を思い出したといった風に微笑む。

 ○…出身は長崎、就職と同時に神奈川県に移住した。保土ケ谷で暮らすようになって30年以上経つ。趣味はウオーキング。横浜駅近くの現在の職場からも歩いて帰っている。相鉄沿線は、終点の海老名駅と湘南台駅まで踏破している。「今は1日1万歩を目安にしている。時間があるといくらでも歩いてしまう」と表情を崩す。現在は、妻と愛猫と暮らす。「朝5時には猫に起こされてしまう」。目尻が下がる。近隣に住む孫たちとは、必ず誕生日会を開催。みんなで揃って食事をするのが、楽しみの一つ。

 ○…年間を通し、警察や防犯協会などが行うイベントはたくさんある。より効果を上げるためにも、人出が必要だ。保土ケ谷支部には現在、89人の会員が登録されている。「私が入会した時には120人くらいいた」と寂しそうにつぶやく。今後の課題として会員数の増加を挙げ、「もっと会員同士の親睦を深めたい。活動を見直し、充実させることで魅力を感じてもらえれば」。一歩一歩、確実に歩みを進める。

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