タクシー運転手お手柄 振り込め詐欺防ぐ
昨年被害総額が約1億円となった「振り込め詐欺」。今年もすでに8月8日時点では保土ケ谷警察署管内では、27件総額6千680万円と昨年を上回るペースで発生している。
そんななか保土ケ谷警察署は8日、掘り込め詐欺被害を未然に防止した、区内に営業所を構える平和交通株式会社タクシー運転手の藤原昇さん(桜ヶ丘在住)に感謝状を贈呈した。藤原さんは6月、「ATMに連れて行ってほしい」という女性客を乗せた。車中の会話で、前日から何度か電話をもらっている人の指示でATMに行き、その後に金融機関に行くように言われていることを知った。振り込め詐欺を疑った藤原さんは女性に、「先に金融機関に行って事実確認をした方がいい」と提案し金融機関に車を走らせた。その場で金融機関職員を語った振り込め詐欺だとわかった。
この日は4つの金融機関も表彰され、横田善信署長は、「日ごろの協力に大変感謝している」と話した。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>