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保土ケ谷区版 公開:2014年9月18日 エリアトップへ

西谷中寺西さん イラストが最優秀作品 青少年育成チラシに採用

文化

公開:2014年9月18日

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原画を手にする寺西さん
原画を手にする寺西さん

 平成26年度横浜市青少年指導員連絡協議会が作成する全市統一行動キャンペーン活動の啓発チラシに、西谷中学校3年生の寺西英里彩さんの作品が選ばれた。11月の強調月間に向けキャンペーンで配布、掲示される。

 地域社会で青少年の健全育成に率先して取り組んでいる青少年指導員。11月が「子ども・若者育成支援強調月間」であることから、横浜市青少年指導員連絡協議会では毎年秋にキャンペーン活動を行っている。その一環でイラストを掲載した啓発チラシを作成。横浜市内で3万部、配布掲示される。

 作品は、横浜市青少年指導員統一行動標語である「子どもはみんな社会の子」に沿うイラストを作成するのが条件。例年、各中学校の美術部員などから寄せられる数多くのデザイン画を、まず保土ケ谷区青少年指導員協議会で選考し、選ばれた3作品を市連絡協議会に提出。各区から集まった作品を選考し、投票の結果、寺西さんの作品が選ばれた。昨年に続き2回目の応募で、ポスター採用の話を聞いたときは、「大きな賞をとったのは初めてだったので驚いた」と話し、家族や友人から祝福されたという。

テーマを熟慮

 今回のイラスト作成にあたり寺西さんは、「行動標語の社会の子という言葉から、大人に見守られて子どもたちがいる絵にしたかった」と、構想を説明する。元気でやんちゃな弟と姉、二人を見て微笑む両親で明るい家族を表現し、テーマが伝わりやすさを考えたという。また4人を引き立たせるため、背景はおとなしく、家族ははっきりと色づけした。

 小学校の担任の先生の影響で絵が好きになったと言い、中学校では美術部に所属。現在は文化祭に向け、部誌に掲載するイラストを作成している。リラックスできる土日に構想を考え、色を塗る作業が特に好きだと話す。

 美術部の牛島晋司顧問は、「努力する子、目的を持って活動している」と寺西さんを評価する。今回のイラストに関しては、「テーマを深く考えて、それを市民にどうすれば伝わるかを熟慮していた」と作成時の様子を語る。寺西さんは「これからもテーマがしっかり伝えられる絵を描いていきたい」と話している。

 作品が掲載されたチラシは、10月18日(土)に開催される区民まつりで配布される予定だ。

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