天王町にこの秋、開設した「ハッピーボクシングジム」の会長・野口文人さんを慕い一緒に移籍してきた高校生ボクサー・下永誉斗君(武相高校3年)が長崎県で行われた国体に出場した。二人三脚で挑んだ大舞台、果たしてその顛末は―。
神奈川を制覇
下永君がボクシングに出会ったのは中学2年生の頃。父親の影響で空手を続けていたが、川崎市への引っ越しを機にボクシングの世界へ。そこで当時トレーナーを務めていた野口さんに出会った。「最初から野口さんに教わっていた。初心者でも楽しく技術を身に付けられて良かった」と師への思いを語る。
進学した武相高校(港北区)でもボクシング部に入部し、今年7月に行われた高校総体(インターハイ)でバンタム級で神奈川の頂点に。全国の舞台では惜しくもベスト16に終わったが、国体でのリベンジを誓い、今回5位という結果を残した。「スタミナや技術が足りなかったが、もう少し上に行けたとも思う」と悔しさをにじませていた。
二人の闘いは続く
大学進学後もボクシングを続けるという下永君。バンタム級での全国制覇を目標に掲げ、野口さんの指導の下、練習に励む。二人の全国への闘いが再び始まった。
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