神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2014年12月11日 エリアトップへ

今年で27年目を数える少年野球「フレッシュカップ」の理事長を務める 有川 英司さん 戸塚区在住 50歳

公開:2014年12月11日

  • LINE
  • hatena

野球で楽しく成長を

 ○…今年27年目を迎えるフレッシュカップ。その運営に、理事長として裏方で尽力してきた。「さまざまなチームが集まって試合をすることで、スタッフ同士が交流し、選手たちは思い出作りを通して野球を好きになって欲しい」と大会への思いを語る。

 ○…フレッシュカップに出会ったのは15年前。息子が所属していた少年野球のチームでコーチを務め、同大会へ参加したことがきっかけだった。「出場していた選手たちがはきはきとしっかり挨拶しているのを見て、少年野球は子どもをこんなにも成長させてくれるのかと驚いた」と当時の衝撃を熱いまなざしで語る。その後、フレッシュカップが息子を育ててくれたことや、指導者として自身を成長させてくれた恩返しができればと、4年前に理事長に就任した。現在では少子化の影響もあり、参加チームは少なくなってしまったが、子どもの成長のため、と運営を続けていくことに情熱を注ぐ。

 ○…緑区出身。「勉強するより外で遊べ」という両親の教育方針の下、やんちゃ坊主に育った。その中で、当時近所に住んでいた現役のプロ野球選手と出会い、一緒にプレーをしながら、野球の面白さに気付いたという。最も印象に残っている言葉が「人の話をよく聞きなさい」というもの。「人から聞いた話を納得できないと、いい加減なことをしてしまう。その教えは今につながっています」と指導者としての心構えの原点を話す。

 ○…少年野球を引退した6年生たちが引き続き野球ができる環境を作れればと創設された「保土ヶ谷中部会」の代表も務める。「今の子たちはおとなしく、ガキ大将がいない。女の子の方が気が強いくらいだよ」と微笑む。技術でも礼儀でも、何か1つでも覚えて中学校に入学して欲しいという。大会の運営でも、チームを率いる立場でも、野球を通じた指導の心が変わることはない。

保土ケ谷区版の人物風土記最新6

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

伊藤 奈美さん

子育て中の親子に交流の場などを提供する「パオパオの木」の代表を務める

伊藤 奈美さん

狩場町在住 53歳

3月21日

木村 勝義さん

相鉄線和田町駅前の美化活動に尽力する「タクシー乗場委員会」の委員長を務める

木村 勝義さん

65歳

3月14日

山口 亮子さん

星川商店会が開講中の企画「まちゼミ」で中心的役割を担っている

山口 亮子さん

星川在住 46歳

3月7日

渡邊 桃伯子(ともこ)さん

「ヨコハマSDGs文化祭」の実行委員長を務める

渡邊 桃伯子(ともこ)さん

67歳

2月29日

綿貫 展久さん

くぬぎ台団地の「木曜市」などに参加し、食を通じた地域活性化に取り組む

綿貫 展久さん

坂本町在勤 52歳

2月22日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月21日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや

    vol.514

    ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや

    「春の花【2】」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

    3月21日

  • 法話箋 〜鹿苑〜

    日蓮宗樹源寺 権住職 日比(ヒビ)宣仁(センジン) 連載35

    法話箋 〜鹿苑〜

    行位論(ぎょういろん)について―六即説(ろくそくせつ)―

    3月21日

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook