昨年1月に発足した7人制ラグビー(=セブンズ)の男子チーム「サムライセブン」と女子チーム「カ・ラ・ダ ファクトリーAPパイレーツ」。世界で活躍できる選手の育成などを目標に掲げ、県立保土ケ谷公園のラグビー場で今月から本格的に始動している。
来年開催のリオ五輪で正式種目に選ばれるなど、注目が集まる7人制ラグビー「セブンズ」。中でも「カ・ラ・ダ ファクトリーAPパイレーツ」は横浜市を拠点に、同大会に向けて日本代表選手を育成できればと結成された。世界選抜にも選ばれた経験を持つ吉田義人監督=人物風土記で紹介=が両チームの指導に当たり、トライアウトや体験会などでメンバーを集め、現在、保土ケ谷公園ラグビー場などで練習に励んでいる。
競技普及にも期待
区内・花見台にある県立保土ケ谷公園は、県内高校球児にとっての聖地としても知られる「保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム」や、サッカーW杯出場チームの練習場にもなったグラウンドが併設されていることでも有名。一方、ラグビー場はゴールポストが常設されているなど、設備が充実している点が評価され、両チームの練習場に選ばれたが、大会の開催実績は少なく、知名度はいま一歩なのが現状。同公園はスポーツをする人・見る人・支えている人の支援を掲げており、ラグビー場の周知によるセブンズの競技普及など、周囲の期待は高まりつつある。
地域密着型チームに
競技の知名度アップや地域活動も行う同チーム。その一環として、保土ケ谷公園での練習見学や選手とパス交換ができる開放日を設けるなど、ファンと直接触れ合うことができるような地域密着型チームとしての活動も検討しているという。「一歩一歩歩み続けて強いチームを築いて行きます。応援をよろしくお願い致します」と女子チームの山本千帆里キャプテンは話している。
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