地域を盛り上げ続け、今年4年目になる「ほどがや 人・まち・文化振興会」。東海道を生かしたイベントを手掛けるなど、中心人物として活動する近藤博昭さんに、今後のまちづくりの展望について話を聞いた。
―これまでの活動について教えてください。
歴史や多世代交流、地産地消をテーマにまちづくりをしてきました。過去に存在した宿場の朝市を再現した「ごうどいち」で地場産の野菜や特産物の販売や、東海道沿いを巡りながらスタンプラリーをしてもらい、歴史やまちの魅力を知ってもらう「よこはま三宿通行手形」などの取り組みが良い例です。
―朝市や東海道など、歴史が息づくまちなのですね。
保土ケ谷は、東海道53次で最初に宿場ができた土地。歴史を語り合い楽しみながら、明るいまちにしていきたいですね。
―今後の活動について教えてください。
3月14日には、ハイカラな文化が入ってきた時代に建てられ、今も現存する「一間洋館」や、昭和初期に建てられた保土ケ谷カトリック教会など、歴史が残る建造物やお寺を巡るオープンヘリテイジを企画しています。以前も同様のイベントが行われましたが、今回はその時のノウハウを生かし、その時回ったところ以外の地点をリストアップしています。参加者には地図をお渡しし、各自が自由に回るタイプやツアーも計画しているので、多くの人に参加して欲しいですね。また、東海道53次を使い、神奈川県全体を巡るスタンプラリーや、世代を超えて、歴史を話し合えるような拠点作りなど、やってみたいことはたくさんあります。また最近感じるのは、人が移り変わって行っても、町おこしやボランティアの活動が代々受け継がれていること。嬉しいことですし、こうやって歴史は作られていくのかもしれませんね。
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