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子育てサポートシステム 預かり手が不足 地域間格差も顕著に

教育

掲載号:2015年6月4日号

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 学校行事や通院などの事情で、地域の人に子どもの預かりをお願いする「横浜子育てサポートシステム」。子どもを預かって欲しい人が増える一方で預かり手は不足、ニーズにこたえられない深刻な状態が続いている。

 子育てサポートシステムは、地域ぐるみで子育て支援をめざそうと横浜全18区で行われている事業。2013年10月に保土ケ谷区社会福祉協議会から地域子育て支援拠点こっころ(【電話】045・333・3885)に移管されている。

 子どもを預かってほしい人、預かる人双方ともに入会説明会に参加したのちに会員登録するシステムで、地域のコーディネーターが仲介し、条件のあう近隣の人との出会いをサポートする。

 預けたい側の利用会員は、生後57日〜小学校6年生までの子どもがいる人が対象。預かる側の提供会員は子育て支援に理解があり安全に子どもを預かることができる満20歳以上で、3日程度の研修が必要となる。システム登録時に料金は発生せず、預かりなどの活動が終了したときに報酬を受け渡す仕組みだ。

 保土ケ谷区では、4月1日現在、利用会員が279人いるのに対し、提供会員が66人。利用と提供の両方会員になっている人を合わせても96人と預かり手の不足が深刻化している。特に星川や岩崎地域は利用会員が非常に多いものの、提供会員が少ないなど、地域間格差も顕著だ。

助け合いの子育てを会員登録を呼びかけ

 こっころのスタッフで、コーディネーターを担当する齊藤みゆきさんは、「JRや相鉄沿線のマンションでは、近くに両親が住んでいない人が多く会員になる人が多い」と話し、「地域で助け合えるように、預かり手を増やしていきたい」と意気込む。

 しかし預かり手の伸び悩みは深刻で、「空いている時間にできるだけの活動で構わないので、地域での子育てを応援するためにもぜひ登録してほしい」と呼びかけている。現在20〜70代と幅広い年代の人が活躍し、「習い事への送迎をお願いしたい」という依頼ではシニアの男性も活躍しているという。

 また保険にも加入し、事前に双方とコーディネーターが同席した打ち合わせが行うなど、トラブルを未然に防ぐ努力をしている。小さい子の面倒をみるのが不安という人には、子育て広場などで経験を積んでから提供会員として活動を始めることも可能だ。

 かつて、預かってもらった経験から、「とても助かったので今度は自分が役に立つことができれば」と、提供会員になった人もいたと言い、「昔は自然に近隣で助けあっていたが、今は難しい。このシステムで困っているママを助け合えれば」と、預かり手の増加を願っている。入会説明会は毎月行われており、提供会員の研修は9月に区内で行われる。

田近淳 司法書士事務所

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