帷子小学校3年生の畠山千怜(ちさと)さんが天王町の橘樹神社(岩崎勝美宮司)で6月13日(土)、14日(日)に執り行われる祭りで巫女舞を披露、奉納する。両日ともに午後4時ごろから境内にある神楽殿の舞台に立ち、横浜市域に伝わる神楽のひとつの演目を舞う。
3年前、岩崎宮司が「神社の祭りで地域の子どもに巫女舞を踊ってもらえないか」と考え、子ども会に働きかけた。この打診に当時、役員を務めていた千怜さんの母親が「なかなかできる機会はない。娘に巫女舞を踊らせたい」と申し出た。
神楽師の加藤俊彦氏から指導を受け姉とともに初めて舞台に立ち、踊りを奉納、披露した3年前、ひとりで舞台に立った昨年につづき3度目の大役となる今年は、週に1度の稽古をこなし所作など細部にもこだわった舞を目指している。
「昨年は緊張してしまい、立ち上がる時に袴を踏んでしまった。今年は笑顔で踊り終えたい」と話し、自宅では昨年の映像や母親が踊りのポイントを綴ったノートで動きを確認するなど、母娘「二人三脚」で本番の舞台に備えている。
両日とも舞台は午後4時ごろの予定。白衣、緋袴、千早(ちはや)の巫女装束をまとい神楽の奉納演奏とともに舞を披露する。岩崎宮司は「地元の子どもが一所懸命に稽古し舞います。多くの方にご覧いただければ」と話している。
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