保土ケ谷町に暮らす映画監督・大崎章さん(53)の新作「お盆の弟」が7月25日に公開されることを受け、保土ヶ谷駅周辺の商店主らが店内で予告編を放映するなど、盛り上げる活動をつづけている。
2002年に群馬県から保土ケ谷に移り住んだ大崎さんは06年に公開したデビュー作「キャッチボール屋」で日本映画批評家大賞・新人監督賞を受賞。今作は売れない映画監督・渡辺タカシが兄の看病を通じ再起を図る姿を描いた。作中の映画監督は大崎さん自身だ。
公開を前に同駅周辺の多数の店がチラシを貼るなどし応援。帷子町の「カフェ・カンムリバネ」では店内で大崎さんが関わった作品のポスター展示や予告編の放映などを行っている。「映画を作る人を応援したかった」という、オーナーの雨宮正洋さんは「公開前にリアルタイムで応援するのが夢だった。大崎さんとの出会い夢が叶った。ヒットしてほしい」と語る。
大崎さんは「ありがたいの一言に尽きる。応援してくれる人たちのためにヒットさせたい。保土ケ谷には温かい人のつながりや田舎の良さがある。ゆくゆくは保土ケ谷を舞台に映画が作れたら」と話している。
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