区内各所で盆踊り大会や夏祭りが催された7月25日、くぬぎ台団地の盆踊り大会で地域の枠組みを超えた交流がはかられた。
くぬぎ台小学校の閉校を契機に昨年6月、同校の跡地活用や地域活性などを話し合う「円卓会議」が設立されて以降、地域の枠組みを超えた形での町おこしが盛んになりつつある。
そんな中で催された、この日の盆踊り大会では隣接する川島地域に伝わり市の無形文化財にも指定されている「川島囃子」の保存会メンバーが招かれ、舞台に登壇。江戸時代から200年以上に渡り、脈々と地域に受け継がれてきた郷土芸能を披露した。
太鼓や鉦(かね)、笛の音色に合わせ「おかめ」「ひょっとこ」「笑面」が登場し、舞台に上がり一緒に踊ろうとする子どもの姿も見られるなど、会場は大いに盛り上がりを見せ、盆踊りを催したくぬぎ台団地自治会の鈴木方規会長は「地域の枠を超えて文化に触れてもらおうと保存会の方々をお招きした。地域資源が豊かな地域なので、こういった機会を通じ、子どもたちの故郷づくりにつながれば」と話していた。
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