８合目の山小屋の前に集まる参加者
初音丘幼稚園の卒園児の保護者などで組織される「おやじの会」が主催した「親子富士登山」がこのほど、１泊２日の日程で行われ、年長園児ら37人が山梨県側の吉田ルートから頂上を目指した。
12年前から始まった夏休みの恒例行事で今年は９家族が参加。５月末から登頂へ向け、登山の装備などを学ぶ座学や丹沢の鍋割山登山など綿密な準備を重ねていた。
登山は５合目休憩所からスタートし、夕方には全員８合目の宿泊所に到着。翌朝、ご来光を眺めた後、再び歩みを進め、正午までに登頂し、眼下に広がるベイブリッジなどの眺望に感激し、満足そうな笑顔を見せていた。
渡邉眞一園長は「２年前から準備を進めてきた家族や、昨年、登頂できなかった家族も頂に立つことができた。家族で楽しみながら、そして助け合いながら登るということが大切。これからも続けていきたい」と話している。
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