区内の熱中症による救急搬送者数が昨年を上回るペースで推移していることが、保土ケ谷消防署予防課への取材で明らかになった。
同課によると今年5月1日から8月20日までの熱中症による救急搬送者数は51件。これは昨年同時期に比べ約1・5倍の数値で、65歳以上のいわゆる高齢者の搬送事例が27件と半数を超えている状況だ。
例年よりも気温の高い日が続いている今年の夏だが、室内でエアコンを付けずに扇風機だけで過ごしている高齢者が搬送されるケースが多いという。
また、日差しの少ない屋内にいる状況で搬送された件数が23件となっており、全体の45%を占めている。
このような状況を受け同課では【1】部屋の温度をこまめにチェックする【2】室温が28℃を超えないようにエアコンや扇風機を上手く使う【3】のどが渇く前にこまめに水分補給を行う【4】外出の際は体を締め付けない涼しい服装で日よけ対策も講じる【5】日ごろから栄養バランスの良い食事と体力づくりをはかる―――といったポイント挙げ予防を呼び掛けている。
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