神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2015年10月15日 エリアトップへ

ラグビー人気、再燃目指し(下) 日本代表による大きな一歩

スポーツ

公開:2015年10月15日

  • LINE
  • hatena

 ラグビーの競技人口が減少している一因には、中学校進学を機としたラグビー離れがある。中学生がラグビーを続けるには部活動のある一部の学校に進学するか、クラブチームなどに入る必要がある。だが、市内の中学校でラグビー部があるのは私立も含めて約10校で、人数不足の学校もある。また、公式のクラブチームは市内に4つのみで、練習日は週末がほとんど。練習環境が限られていることが、ラグビー離れにつながっているのではないか。

 そんな中、「練習できる環境を増やしたい」と3年前に横浜国立大学ラグビー部が主体となり小、中学生向けに開設したのが「YNSUラグビー教室」だ。楽しみながらラグビーの練習をする事を目的に週2日教室を開いている。「利用可能な施設や、練習できる時間を増やし、環境を整えれば競技人口が増えるのでは」と同部監督で教室代表を務める稲口和也氏は話す。

 一方、桐蔭学園高等学校のラグビー部、部長兼監督の藤原秀之氏は「少子化の今、必要なのは競技人口を増やすよりも、一人の子が複数のスポーツを続けられる環境を整備する事が重要」と指摘する。ラグビー大国のニュージーランドでは夏はクリケット、冬はラグビーというようにシーズンによって違うスポーツをする文化が根付いている。「この考え方や体制を日本で広める事も、今後人気が出るひとつのきっかけになるのでは」と藤原氏は話す。

横浜が決勝の地に

 現在イングランドで開催されているラグビーW杯。1次リーグ初戦で日本代表は、格上の南アフリカ代表相手に歴史的勝利を挙げ、世界中を沸かせた。日本のラグビーの歴史を塗り替えるこの快挙を機に、連日メディアでラグビーの情報が発信されるなど、国内でも盛り上がりを見せている。 横浜市でも2019年のW杯に向け、「ラグビーワールドカップ2019を成功させる横浜市会議員の会」が9月25日に設立され、28日には横浜国際総合競技場(日産スタジアム)が決勝戦の会場に決定した。日本でのW杯初開催成功に向け、動き始めた日本のラグビー界。人気再燃の兆しも見えてきた。

(了)
 

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版のローカルニュース最新6

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

地場野菜ズラリ

区役所前広場

地場野菜ズラリ

26日に「ほどがや朝市」

4月25日

幼児体操の体験会

幼児体操の体験会

スポセンであす26日

4月25日

初夏の里山観察

参加者募集

初夏の里山観察

カーリットの森で5月

4月25日

非常用トイレ備えて安心

自宅便座に簡単設置

非常用トイレ備えて安心

マンションで逆流トラブル

4月25日

「ゆず」がこけら落とし公演

横浜BUNTAI

「ゆず」がこけら落とし公演

新たな歴史刻む

4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook