地域活動のノウハウを学ぶはぐくみ塾が丸5年を迎えた。素人でも事業の展開の仕方を一から学べると好評で、これまで25のイベントや講座が企画されている。2月6日(土)には、初の音楽コンサートが開催される。
横浜国立大学の教授などを講師に招き、企画の立て方やグループ運営の手法を学ぶ区の事業「はぐくみ塾」。一から企画の立て方やグループ運営の手法など運営のノウハウが学べる。修了後、3人以上でグループを作り、企画の運営委員会を立ち上げると、運営の補助金として最大10万円が援助される。
今回コンサートを開催する「ほどがやmusi区隊」(小島達郎委員長)は、昨年度の卒業生が3人集まり、昨年11月から動き出した。講師を招いて企画のノウハウを学び、着々と準備を進めてきた。小島さんは、「素人の私でも仲間と一緒に学び、一から勉強することで企画を実現することができた」と話している。
若い世代も参加
はぐくみ塾が始まった2011年度当初は、受講生の大半が高齢者を占めていたが、今は20代などの若い世代の参加も増えている。地域活動の担い手不足を防ぐため託児をつけ、子育て中の主婦が参加しやすい体制をつくった成果が表れた。
区地域振興課は「若い世代の参加やグループで活動することでの仲間づくりなど、地域活動の土台をつくっていければ」と話している。
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