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保土ケ谷区版 公開:2016年2月11日 エリアトップへ

コンサートを初主催した「ほどがやmusi区隊」の代表を務める 小島 達郎さん 上菅田町在住 67歳

公開:2016年2月11日

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興味を原動力に挑戦

 ○…「自分達でコンサートをつくり、地域の皆様と音楽を結びつける架け橋に」。そんな思いから、企画やグループ運営のノウハウを学ぶ区の事業「はぐくみ塾」を昨年受講した。講座修了後、共に学んだ仲間とコンサート企画を目的に「ほどがやmusi区隊」を結成。2月6日には念願のコンサートを初開催した。「心が和む音楽の力を皆さんにも感じていただき、身近に音楽が聞こえてくる環境にしていければ」

 ○…中学生まで「クラッシックしか音楽じゃないと思っていた」という少年は、ラジオから流れた「ビートルズ」の音楽に衝撃を受けた。幅広いジャンルの音楽を楽しむようになり、高校時代は校内放送部へ。在学時、往復はがきを何通も書き当選したビートルズの武道館ライブの感動を「今でも鮮明に覚えている」。高校卒業後もライブハウスに通い、カントリー・ミュージュックと共にアメリカ文化に憧れるように。当時流行したアメリカの大学生を模した「アイビーファッション」に毎日身を包んだ。

 ○…「ひょっとしたら自分でも弾けるんじゃないか」。サラリーマン時代、スチールギターの音色を気に入り、ふとそんなことを思った。ライブ終了後、追いかけていた憧れのギターリストに「どうやったら弾けるんですか」と教えを乞うなど、興味が湧くとすぐに実行へ。55歳の時、知人のアメリカ製のバイクを見て「これに乗りたい」と、すぐに免許を取得。「奥さんに内緒で社内ローンを組んだけど、給与明細でバレましたね」。無邪気に笑う。

 ○…今も変わらずレコードを聴き、夏はクーラーボックスにビールを詰め、ジャズフェスタに毎年友人と参加。「区内でもいつか野外ライブをやりたい」と夢に燃える。「音楽の良さを再認識した」という今回の活動を機に、スチールギターの勉強会にも再び通い始めた。「人に助けられながらここまでこれた。地域で助言できるまで力をつけたい」

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