洪福寺松原商店街(巻島功一理事長)で5月21日(土)、10回目となる「ナイトバザール」が催される。普段は夕刻を迎えると人通りがまばらになり、昼間の賑わいとは違った姿を見せる通りでは、各店がこの夜限りのサービス品などを販売するほか、多彩なイベントも企画される。
5年前、商店街の街路灯がLED化されたことをきっかけに「夜も昼間のような賑わいを」と、若手有志らが主導する形で始まった「ナイトバザール」は夜のイベントへの理解が得られない中でのスタートだったという。
回を重ねるごとに来場者が増え、5回目を迎えるころには、参加店も増えはじめ、現在ではほぼ全ての加盟店が出店する、同商店街の一大イベントにまで成長した。
春と秋、年に2回のペースで催してきたバザールは今回が10回目の節目となる。各店舗が昼間とは違った形でお買い得品を提供するほか、大道芸やバルーンアート、ミニコンサートなども予定され、家族連れで「夜の松原」を楽しむことができる。
ユニークな企画で飽きさせない工夫
毎回、若手らしい柔軟な発想で来場者を楽しませ、飽きさせない工夫を凝らしているのが目玉企画。今回は「松原の天才画伯」を発掘するという。店舗内に掲示されているお題に沿い来場者に絵を描いてもらい、人気投票で「松原の天才画伯」を決する。
バザールで中心的役割を果たす、市子嶋桂子さんは「手作り感あふれるバザールです。昼間の松原とは一味違う、商店街でお楽しみいただきたい」と話している。バザールは午後6時から8時30分まで。雨天時は翌日に順延。問合せは同商店街【電話】045・341・7920へ。
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