「大人の交通安全体験講座」が6月7日、川島地域ケアプラザで開かれた。
同日時点で区内で今年発生した人身事故209件のうち、65歳以上の人身事故は72件で、9件が歩行中に発生。同プラザと保土ケ谷区交通安全協会川島支部の共催で行われたこの講座は、全国的に増加傾向にある高齢者の交通事故を地域で防ごうと企画された。
地域住民ら60人が参加したこの日、コンピューターを使い3枚のスライドに車の往来がある道路が映写され、参加者は事故を起こさないよう横断を模擬体験した。夕方や夜間、雪など視界が悪くなるさまざまな、状況の中で、道路を無事渡り終えると会場で拍手が起こる一幕も。
参加した白根うた子さん(70)は、「歳を重ねると歩く速度も遅くなる。今まで以上によく首を振って左右の安全確認をするべきだと実感した」と話した。交安協関係者は「反射材を身に着けておでかけを」と靴に貼る反射材などを配布。警察署員らは「信号機付きの横断歩道であっても左右2秒ずつしっかりと安全確認をしてから横断を」と呼びかけていた。
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