区内在住の”百歳雀士”こと金子忠利さんの100歳の誕生日を祝う会が6月9日、西区の藤棚地区センターで行われた。
これは、95歳から麻雀を始めた金子さんが所属する「NPO健康麻雀の会」が主催したもの。同会は藤棚地区センターを拠点に毎週さまざまな活動をしていて、当日は同会会員らおよそ50人が参加し、祝辞や花束で金子さんの百寿を祝った。
1916(大正5)年生まれで、友人の紹介で会に入った金子さん。健康麻雀の会では皆から親しみを込めて”お父さん”と呼ばれている。しかし、その温和な人柄も対局が始まれば一転、勝負師の顔に。リーチから一発でツモした時は得意そうに「いっぱつ」と手を頭の上まで挙げる仕草を見せ、ツキがなければ顔を曇らせ悔しそうな表情に。会員からも「あの気迫や喜怒哀楽が微笑ましい」と評判だ。
現在は3年前の骨折が原因で車椅子生活ながら、毎週の麻雀大会に参戦。お祝いの会のあとに行われたカラオケ大会や対局でも元気な雀士ぶりを発揮。「今日という日を迎えられたのも本当に皆さんのおかげ。これからも麻雀を楽しんで、元気に過ごしていきたい」と語り、まわりの拍手に応えていた。
同会会長の笠原一博さんは「これからも皆と麻雀を楽しみ、いつまでも元気な”お父さん”でいてください」と話していた。
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