神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2016年6月30日 エリアトップへ

保土ケ谷中学校70周年記念事業実行委員会の委員長を務める 有澤 文紀さん 常盤台在住 75歳

公開:2016年6月30日

  • LINE
  • hatena

やると決めたら全力で

 ○…保土ケ谷中学校70周年記念事業実行委員会の委員長として、昨年から準備を進めている。同校の運営協議会を務めていたほか、15年間に渡り自治会長や常盤台地区連合町内会の会長も務めるなど長年地域に貢献してきた。「生徒主体の事業だが、長年の地域活動でできた人脈を生かして人の輪をつなげ、保護者や卒業生、地域を巻き込んでお祝いできるよう支えていきたい」と意気込む。

 ○…「協力して汗を流してできた真の友人は一生の宝になる。共に汗を流しましょう」と生徒に向けて話した自身も小中学校の同級会に毎年参加し、真の友人と思い出話に花を咲かせる。中学生当時からの座右の銘は「無欲無心。ただ時にありて全力を尽くす」。余計なことは考えず、目の前の目標に向かって全力を尽くすことが信条だ。過去には常盤台地区で初の社会福祉施設の設置に向け、署名活動に奔走したことも。

 ○…新潟県出身。中学から大学まで野球、柔道、ラグビー部に所属。リーダーシップをとる社交的でわんぱくな少年だった。現在もゴルフや妻と公園まで散歩へ。すれ違う生徒と挨拶を交わすのも楽しみの一つだ。取材にも同席した妻とは出会って50年以上経つ。居住まいを正して「家内には心から感謝しています」と大仰な言い方をすると台所からくすくすと笑い声が。馴れ初めを聞けば「自分からアプローチしました。福祉事業の一環で」と茶目っ気たっぷりに言えば部屋はたちまち笑い声に包まれた。

 ○…「有言実行し、決して愚痴を言わない人。この人についていけば大丈夫かなと思ったんですよ」。妻が夫の誠実な人柄を明かす。周年事業を機に「生徒が安心して勉強に打ち込めるよう地域で学校を見守る環境整えたい」と意気に燃える。人と誠実に向き合い、人の輪を広げてきた。生徒らにも「一生の宝」をつくってもらい、卒業生には母校を懐かしんでもらおうとまだまだ奔走し続ける。
 

保土ケ谷区版の人物風土記最新6

本田 悦二郎さん

保土ケ谷警察署の新署長に就任した

本田 悦二郎さん

川辺町在勤 57歳

4月18日

加藤 和さん

アートホールで開かれるDVD鑑賞会の上映前に舞台に立ち作品紹介する

加藤 和さん

花見台在勤 62歳

4月11日

山本 将大さん

ダウン症のドラマーで、地域を拠点にバンド活動を行っている

山本 将大さん

仏向町在住 18歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

伊藤 奈美さん

子育て中の親子に交流の場などを提供する「パオパオの木」の代表を務める

伊藤 奈美さん

狩場町在住 53歳

3月21日

木村 勝義さん

相鉄線和田町駅前の美化活動に尽力する「タクシー乗場委員会」の委員長を務める

木村 勝義さん

65歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook